本日の報道より

2002年5月28日
今日、気になる記事が・・・

要約すると、
「国家公務員の給与予算は690万円で、従業員30人以下の民間企業の正社員の平均年収は550万円。よって国家公務員は給料貰いすぎ」(日経)
だそうな。

・・・そうなのか?
違うだろ、日経新聞さん・・・

そもそもほぼ誰でもなれる(ほとんどは特に資格を必要としない)民間サラリーマンと、試験をパスしなくてはならない国家公務員を単純に比べることはナンセンスだろう。

それに、国家公務員は安定していて、平均的に高めの給料をもらえる代わりに、上も限られている。
つまり、そこそこ豊かには暮らせるけれども、めちゃめちゃ金持ちにはなれない。
その点民間は、失業する可能性はあっても、能力次第で、サラリーマンでも数千万から1億円以上の年収を手に入れることも可能だし。
国家公務員は無理でしょ。
よく知らないが例え総理大臣でもそんなにはもらえないのでは?

さらに天下りにも批判をしている。
公務員としての退職金を貰いながらなお、天下り先より高額の給与、退職金を取っていると。

天下りはほとんど、役員とか理事でいくんでしょ。
そういうポジションというのは、たとえ週に一回2回しか勤務しなくても、天下り先の組織が
「これだけの給与を払う価値があるであろう人物」だと考えればその給与は正当だし、
経営陣にたいしては、働いた時間ではなく、実績に応じて退職金を支払うことにもなんの違和感もないと思うのですが・・・

そんなことよりも問題は、個人に利権がついており、それが欲しいが為に天下りを受け入れたり、天下りを拒むと自分の団体の存続が危うくなるから渋々受け入れるということでしょ。

「あいつらかね貰いすぎでしょ、ねえ、みなさん」っていいたいのか?
しかも論点おかしいし。
一面だけを強調して、読者をミスリーディングする姿勢はいかがなものかと。

一般紙よりも高いんだからもう少し高い見識を持った内容を期待していますよ。
ほんとに。

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